ふと思ったこの国の気持ち悪さ

『足並みを揃える』『右に倣え』『世間体』私はこの言葉が嫌いでならない
みんな同じと言うのが気持ち悪く感じるのだ
多分私の目には、本来それぞれが違うもののはずなのに、無理やり当てはめて歪になっているように映るのだろう
同じ形で同じ色で同じ同じ同じ
一見整えられているように見えて実は歪になっている
そう見えているのだろう
それはまるで、磨かれて輝きを放っているのではなく、整形しただけの宝石になり得たはずのただの鉱物のよう
個性がどうこう言うつもりはない
ただ自分に嘘をついて、自分を殺し続けて、何かに隷属して、妥協して、我慢して生きている姿をみて、『それは本当に幸せなのだろうか』と疑問を持っただけだ
きっとまだこの世界に染まっていないから言える
だけどまだ染まってないからこそ言えることでもある
そうはなりたくないものだと
だって誰だって自分に正直に幸せになりたいじゃないか